【CAFE TERA × BOTANY PAINTING】

来る令和5年6月18日(日)午前10時より、当寺のCAFE-TERAを会場に、蓮の葉を用いてオリジナルの『うちわ』創りを開催致します。
参加希望の皆さまは、下記までご連絡をお願い致します。

檀信徒の皆さまでご興味等あられる方は、直接、お寺にお問い合わせ頂いても構いません。

▶　参加費：オリジナルうちわ　お一人さま　¥2,000

主催者：岡田友里　TEL 080-1838-0522　MAIL tomosato0905@gmail.com

僕は『うちわ』が個人的に好きです。
漢字で書くと『団扇』ですが、『内輪』とも書きます。

陽射しが強く差し込む夏の日々
暑い夏に、エアコンや扇風機を用いずわざわざ自分の手を動かし汗を流す必要は、今の時代、本当は必要ないのかもしれません。

それでも、エアコンや扇風機があっても、時に『うちわ』を手にしたいと思います。

僕が好きな理由は、『うちわ』は、本当は『内輪』ではなく『外輪』だと考えるからです。

自分が涼むために動かした手の先にあるもの。
そう、自分に風を送ると同時に、隣にいる誰かに風を送ってあげることが出来るからです。
自分のためにしていることが、他の誰かのためになる。
無意識に行っている行為が、自然に花を咲かせ、周りの人に優しさを届けてくれているのです。

こんなにも美しいことはないと思います。
何気なく自分が『外』に創った『輪』が、あなたの隣の誰かから『涼しいですね』を越えて『ありがとうございます』という言葉が紡がれれば、そんなあなたは『今度は自分でうちわをあおいでみよう』

きっとそう思うはず。

　
そんなとき、隣にいる誰かが、ご自身でもともと知っている人であれ、これまでご縁がなかった人であれ、あなたが手向けた『輪（和）』は、周り（外）を取り込み、身近な（内）ご縁（輪・和）となるはず。

『外輪』は、本当の意味で『内輪』へとなります。
そう信じています。