©︎Satoshi Shigeta/繁田諭写真事務所

本堂入口、約125年前の建物の土壁。そして、新しく降り注ぐ天からの光に照らされた祖師の言葉『子細看』。禅の世界で『看る(みる)』とは、心の眼でみること。つまり、物事の表面ばかりに気をとらわれることなく、物事の心理を深く参究し、丁寧に細やかに見なさい、そして、自己を深く見つめなさいという意味である。

ご先祖さまの『いのち』、訪れる人々ひとりひとりの『いのち』を『ことぶかせ』続けるお寺。来る創建500年、さらにには、これからの100年を目指し『保壽寺』が、そのようなお寺であり続けられるよう今ここに生まれ変わった。